TEDxRyukyuのオーガナイザーをしています

オーガナイザーの私自身の記録をblogにしておきます。時系列なので、一番最初が一番下にあります。そちらから読むとわかりやすいでしょう。

2010年1月29日金曜日

TEDTalkとは

TEDTalk(TEDトーク)は、各地のTEDイベントで行われた発表者の発表をビデオ収録し、TEDが編集してネット上に提供しているビデオプレゼンテーションのことです。

人間の集中力は最長でも18分しか保てないという理論に基づき、TEDのプレゼンテーションは18分以内と決められています。(もっとも多少は延びて20分くらいになっていることがよくあります。)人によっては3分くらいで1曲だけ歌を歌っていく人もいますし、5分くらい、10分くらいのプレゼンをする人もいます。

驚くべきはそのプレゼンテーションの品質で、全てのプレゼンターが、本当にプレゼンが上手です。プレゼンテーションの手本としてみる価値もあるくらいで、実際「Presentaion Zen」というサイト、および同名の書籍で知られるガー・レイノルズも、TEDを引用しています。また逆に、TEDの方では、TEDでのプレゼンターに対して、Prezentasion Zenサイトや、アル・ゴアの環境問題に関するプレゼンテーションリソースを作り、書籍「Slidology」の著者として知られるナンシー・デュアルテのサイトなどを参考として言及しています。

これまでのTEDTalkは、基本的に全部英語ですが、昨年からボランティアによる字幕翻訳プロジェクトが始まっていて、500本ほどあるTEDTalkのうち、約200本には日本語字幕がついています。私もボランティア翻訳者の一人です

TEDTalkはTED本体のカンファレンスからだけでなく、後で述べるTEDxなどからも採用されています。私が記憶しているところでは、TEDxUSCでの、ジェーン・ポインター (Jane Poynter)のバイオスフィア2での生活体験のトークと、YouTubeなどで評判になった完全な3Dの人間の顔を作ったポール・デベヴェックが採用されています。(それとは別に、ベンジャミン・バトンのCGを行ったエド・ウルブリックのTEDTalkもあります。こちらは本体のTED2009より。)

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